ATM改修編 (前編)
元JAバンクATMを正式にお借りすることが決まり、まずは整地作業をして倉庫の設置を行いました。
会員たちで休日に集まって作業を行いました。
倉庫の前には単管で骨組みを組んで看板を設置しました。
これはロバート・ヴェンチューリの「装飾された小屋」という手法を参考にして考案しました。
看板はコーナンPRO南小松島店で購入した「アルミ複合板パンチング」を使用して、軽い印象にしました。
次にATMの改修作業です。
まずは内部のボードと軽鉄下地の撤去を行いました。
ここで問題が発覚…
壁からも天井からも雨が漏っていました(笑)
我々には防水のノウハウが全くなかったので、地域で防水関係のお仕事をしている「ナカバリコート」にお話を伺いにいきました。ナカバリコートには快く防水のノウハウを教えていただき、「地域のためなら」ということで防水塗料までいただきました。
ナカバリコートから教わったノウハウをもとに、はじめに既存防水の撤去作業を行いました。
既存の防水を全て撤去し、次に防水作業を行いました。
こちらは壁の防水作業です。
写真はマスキングテープで養生した後にコーキングガンでパネルの目地を詰めている様子です。目地を詰め終わった後はヘラ(我々はスプーンを使用)でならして、すぐにマスキングテープを剥がしてシールが硬化するのを待ちます。
こちらの写真は屋根の防水作業の様子です。
もともとは「シート防水」だったのですが、新規の屋根防水は素人でも簡単に作業を行える「塗膜防水」で行いました。
防水工事を終えて、雨水の侵入が完全にシャットダウンされたのを確認した後は、内部の鉄骨のサビや汚れを落として塗装作業を行いました。
次に地域の電気設備会社に電気工事をお願いしました。
昔はATMなだけあって電気工事はスムーズに進み、内装作業と外構作業が開始しました。